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猫のようにのんびりと


のんびりと、更新していきます
by mihoo77
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入院初日

ANAホテル
これから手術なので、ANAホテルにチェックインしました。
今まで安いビジネスホテルしか泊まったことがないから感動!
広いし、高級感あふれています。ぴかぴか
早速、部屋中 写真撮っちゃった。
シャワーも浴びたし、これから行ってきます!!
14時02分

終わった
3時間半くらいで無事終了しました。
手術台の上でお腹空いた〜って言ったら。
こんなこと言う患者は初めてだって笑われちゃった。
21時20分







今回の病院は、東京のANAホテルに入っている診療所。
院長先生は、主に音楽家の方達の手のケアをしているスペシャリストです。

私が、2回の手術で、結果が出ず、あがきにあがいた結果。
自分で、ネット検索を経て、見つけ出した病院です。

今回の手術。私の病名は、尺骨神経の神経繊維腫。
神経繊維腫というのは、神経自体が腫瘍になったモノで、
普通の先生は取れない腫瘍です。
ですが、院長先生は、今まで何度か取ったことがあるということ。
とても心強かったです。

でも、最悪のことを一番に気になるのが人間です。
先生は、取れた場合、取れなかった場合。あらゆる場合に対しての
手術ほうを説明してくれました。

そのためか、今回の手術は、今までで一番緊張しませんでした。
病院ではなく、ホテルと言うこともあり、着くなりはしゃぎまくり!
写真を撮ったり、いろいろ覗いたりしました。
手術の前後も、朝8時から絶食のため、お腹がへりまくりで、
大手術をやる病人としては、「おなかすいたな〜」
なんて、余裕のコメントする人はいないらしいです・・・

先生が気さくな人で、腕があることをお話の感じなどから、
感じられたことが、安心できたことなのかな。

手術は、3時間半。
まずは、右脇の下に伝達麻酔をして、腕の感覚がなくなっていきました。
それから、まだ表面のさわった感覚があるうちから、手術!!
びっくりして、恐かったけど、どうにか・・
でも、実際、結構痛くて、痛かったら表面に麻酔を打つと言う方法で、
腕を開いていきました。
中の方は伝達麻酔が効いているので、痛いのは表面だけだそうですが、
なにせ、時々ピリッ!って痛いので、大丈夫かな?
とか思いましたが、以前みたいに、死の不安は襲ってきませんでした。

腕を開いていき、やっと、腫瘍に到達。
先生も一生懸命顕微鏡で見ている様子。
でも、だいたい検討は着いていましたが、やっぱり、全移植に。
すこしは、元気そうな神経も残っていたのですが、
それを残すことで、腫瘍の細胞が残ってしまうといけないと言うことで、
大事を取り全移植になりました。

今度は右足のふくらはぎ当たりを足をひねって先生側に向けます。
太ももには、止血のためのモノを巻くのですが、
私の足が、リンパが滞りすぎなのか、痛い痛い・・・
少し、圧力をゆるめてもらいました。
そして、今度は、表面の部分麻酔のみで、切開します。
またその麻酔が痛いこと何のって・・・
いつのまにか、痛かった止血のバンドも気にならなくなりました。

そして、足から無事、神経切除!これを手につけるわけです。
ここからは、麻酔もし終わったので、
私は、点滴からの軽い麻酔で、寝ることになりました。

次に気がついたら、まだ手術中。
先生は、術後15分位で目を開けますっていってたのに・・・
思ったより、時間がかかったため、麻酔の先生が次の用事の時間に・・
それで早めに起こされたみたいでした。

でも、もう、腕の傷口の縫合だけだったので、また先生とおしゃべりしながら、
気楽にいれました。
後で聞いたら、神経の縫合の時は、私が少しでも動くと危ないし、
先生も、息を止めて一針一針縫っていくみたいです。
だから、眠らされたみたい。
起きてたら、こっちが緊張して、動いちゃいそうですからね・・

ということで、無事に私も目が覚めたし、
前の手術跡も、全部キレイに、内側で縫合してくれたということで、
移植にはなったけど、覚悟もあったためか、
本当に、良かった手術でした。
by mihoo77 | 2007-04-13 22:00 | 手の症状について